周囲温度への影響
E-T-Aのサーマル式、サーマル・マグネチック式サーキットプロテクタは
周囲温度に『影響を受けます』。
従って、上記2タイプをご使用の際には、
装置の周囲温度を十分考慮したうえで使用してください。
ただし、マグネチック式、流体電磁式、1410タイプのサーキットプロテクタは
周囲温度に『影響を受けません』。
以下、周囲温度と動作特性曲線の係数の関係を記します。
周囲温度 °C -30 -20 -10 0 +23 +40 +50 +60
係数 0.8 0.84 0.88 0.92 1 1.08 1.14 1.23
(選定例)
例: IN = 10 A (+50 °C)の場合
係数は1.14となりますので、11.4A
従って使用するサーキットプロテクタの定格電流は12Aをお勧めいたします。
サーキットプロテクタ取付について
複数のデバイスを一緒に使用する場合には、間にエアギャップの空間を設けることをお勧めいたします。
もし、余裕がない場合は、それぞれのデバイスは80%の機能となります。
また、水平に設置されることが望ましいです。
プラグインソケットE-T-A製品について:
E-T-Aのプラグインソケットは複数の製品をつなげることが可能な製品もあります。
そういった製品を使用する際には、上に載せる各サーキットプロテクタの
電流値の合計がソケットに適合しているかご確認ください。