DC 24Vの保護と配電のためのコンディション・モニタリング
デジタル化により機械の稼働率を向上させる
第4次産業革命は、特に機械工学の分野に大きな影響を及ぼしています。その中で常に目標としているのは、デジタル化によって機械の稼働率を上げ、生産性を向上させることです。このために、最適なリモートメンテナンスやオンサイトメンテナンスを実現するためのデータ収集、スマートサービス、特殊なコンディション・モニタリング・システムなどに特に多くのリソースが投入されています。
機械やシステムに記録された多数のデータの収集、保存、評価し、デジタルツインを作成することは、全体的な予知保全コンセプトの基本的な前提条件となるものです。REXシステムのインテリジェントで通信可能な保護・配電ソリューションが、目標とするデータの獲得を支援します。
機械・プラント工学のためのインテリジェントで通信可能なデジタル化ソリューション
ControlPlex®®コントローラ型式CPC12およびEM12DはREX システム COMを上位通信インターフェースと接続します。IOリンクとModbus-RTUはPROFINET、EtherCAT、Ethernet-IP、Modbus-TCPを使用するイーサネットベースのフィールドバス接続用のインターフェースでもあります。バスコントローラはサーキットプロテクタの全ステータス情報と測定値を取得し、サーキットプロテクタの制御やパラメータ設定を可能にします。
ControlPlex®®コントローラCPC12ではデータをウェブサーバーから視覚化し、メンテナンスインターフェースとして使用可能です。また、このインターフェースでは、JSON形式でのデータアクセスも可能です。高い透過性、明確なエラー検知、リモートアクセスにより機械の可用性が目を見張るほど高くなります。
REXシステムには、次のようなメリットがあります
- 明確な診断とコンディション・モニタリングによる、機械の稼働率の向上
- 柔軟性を付加 –容易なマウント/アンマウント、モジュール性、容易な適合による
- 50 %以上の時間節約 –革新的で柔軟な接続技術による
- コストを削減 - ブリッジやバスバーなどのアクセサリーが不要なため
- 50 %以上の省スペース –12.5 mmの薄型モジュール