Type HVR10
特徴
HVR10は、メカニカル接点のもつ物理的絶縁と最先端の電子的絶縁を兼備した、コンパクトサイズの高電圧リレーです。メカニカル接点のもつ物理的絶縁と最先端の電子的絶縁を兼備したスイッチングシステムを採用しています。
アークの発生を軽減するスイッチング機構により、最大2メガワットの過負荷(2,000 A / 1,000 V)が発生した場合でも、信頼性の高い回路遮断を実現いたします。
万が一、即断型高電圧ヒューズが動作するような大きな短絡電流(最大5,000A)が発生した場合でも、バッテリーマネジメントシステムとは独立して異常を検知し、スイッチが入らないようにします。
安全機構の一つとして重視されている、自己診断機能も有しており、電圧低下等クリティカルな状態時には、すぐに制御装置にその状態を通知します。監視機能は、電圧低下等クリティカルな状態を検知し、すぐに制御装置に通知します。
技術データ
定格電圧 | DC 900 V |
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操作電圧 | |
定格電流 | 300 A |
極数 | 1極 |
温度範囲 | -40° C … +85° C |
端子形状 | M10 スタッド端子 |
取付方法 | 締付制限付ネジ穴 |
デザイン | 圧縮リミッタ―付き取付孔 |
特徴 |
強靭でコンパクトサイズの高電圧リレー 独自のアーク抑制技術による信頼性と耐久性 2メガワット(1000V、2000 A) 遮断 |
リレー方式 | ハイブリッド式 |
取得規格 | EMC規格 E1認証 (KBA) |
用途
- 再生可能エネルギー
- 商用車
- 商用車
- 小型バス
- 特殊車両
- 船舶、レクレーション車両
Scopes of applications
下記仕様をお求めの場合、最適です。
- DC1,000 V、最大2,000 Aでも確実な回路遮断
- アーク抑制のスイッチング機構による長寿命
- 不具合を検出し、コントロールユニットへ状態を通知する機能