サーキットプロテクタを基板実装へ

基板にプロテクタを搭載するというアイデアはPCBの小型化に大きく貢献します。ここで紹介する製品はUL1077認証の完全絶縁型のプロテクタです。(PTCタイプではありません。)

ヒューズからプロテクタに切換えることにより3つのメリットが生まれます。

  • 起動電流によるトリップのリスクが低くなり、低めの電流フレームが選べるためPCBのパターンが小型化できる。
  • 外部からリセットできるため設計自由度が上がる。
  • ユーザーによる不正改造(ヒューズ端子を導線で結ぶ:写真参照)がなくなる。

特徴

  • ドイツ製
  • 小型、軽量(5g)
  • AC(250Vmax)でもDC(50Vmax)でも使用可能
  • サーマル(熱動引き外し方式)式の過電流保護装置
  • 豊富な定格電流レンジ(0.63 – 10A)
  • -20 ~ 70℃ の温度環境に対応
  • リセットできるプロテクタ。寿命は500回
  • リセットノブは水平、垂直、プッシュボタン(ネジ取付)の3種類
  • 遮断特性は即断(トリップ曲線参照)
  • 世界70か所以上で入手可能。海外展開に最適
  • 国際規格(VDE, UL, CSA)に準拠
  • 納期は即納。適正価格拠
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