あらゆる分野の安全

アークフォルトとは

太陽光パネル→配線→接続箱→PCSの経路で経年変化によって起こる絶縁不良や接触不良が原因で起こるアークによる通電現象です。この制御できない(切れない)不良性アークをアークフォルトといいます。電流の方向が変わらない直流に起こりやすい深刻な不具合です。プラズマ放電に発展しその数万度に達する超高温でほとんどすべての材料を破壊します。長期運用が求められる太陽光発電にアークフォルト検知が不可欠であり20年かけて1000万円の売電ができても21年目に火災で家屋を全焼したら元も子もありません。米国では2013年より新設されるすべての太陽光発電設備にアークフォルト検知器(AFD)装着が義務付けられました。地震国日本はもっと深刻にとらえるべきです。

E-T-Aのアークフォルト検知器(AFD)はULに認証されたAFD内蔵遮断機です。

パネル内部のアークフォルト

接続部のアークフォルト

主な特徴

  • アークフォルトは見つけて即遮断
  • リモート機能でOn/Off遠隔操作
  • 定格 DC1,000V / 30A
  • ハイブリッド(電子接点と物理接点)で小型・長寿命
  • UL1699B準拠
  • 外部ステータス信号
  • フェイルセーフ機構
  • DINレールマウント
  • 各機能(遮断スイッチ、リモートコントロール、電源同期型、アークフォルト検知)がオプションで選択可能

アークフォルトは並列でも直列回路でも起こります。直流高電圧で起こりやすく被害は甚大です。アークフォルトが人の目に届きにくい箇所(パネル内部や背面、屋根裏、接続箱内部、ケーブルダクト、PCS)で起こると発見までに何年もかかり日々のエネルギー損失は小さくなく発電ロスとして見逃せません。長期間、ひっそりと棲み続けることから再可能エネルギーの寄生虫と呼ぶべきでしょう。

アークフォルト遮断機を内蔵した接続箱